熾烈な獲得レースの終焉へ

今季のブンデスリーガ9試合に出場し、既に4得点を挙げているMFレオン・ゴレツカ(現シャルケ/ドイツ代表)。かつて同国代表のキャプテンとして活躍したミヒャエル・バラック氏の再来として注目されている同選手だが、同クラブでスポーツディレクターを務めるクリスティアン・ハイデル氏が同選手の放出を容認する発言をしたことから、移籍が既定路線に。また、ドイツ代表でチームマネージャーを務めるオリバー・ビアホフ氏が同選手のプレミアリーグのクラブへの移籍内定をほのめかしたことから、同リーグ挑戦への気運が高まっている。

こうした状況のなか、リヴァプールが同選手の獲得に近づいたことが英『DAILY STAR』で話題に。来年1月の加入が内定したほか、かねてより移籍先候補として挙げられていたバルセロナが同選手との給与面の交渉に失敗したことが併せて報じられたことから、一連の噂の信憑性が高まっている。

フィリペ・コウチーニョやエムレ・チャンに移籍の噂が絶えないことから、中盤の補強の必要性が各メディアで指摘されているリヴァプール。独力突破に定評がある同選手の獲得が実現すれば、同クラブにとって有益な補強となることは間違いないだろう。交渉の行く末に注目したい。
https://www.theworldmagazine.jp/20171113/01world/england/187046