箱根駅伝・関東学生連合主将に東大の近藤秀一「みんなと一緒にいいチームを」
11/11(土) 19:13配信
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関東学生連合チームの主将に就任した東大の近藤秀一

 第94回箱根駅伝(来年1月2、3日)にオープン参加する関東学生連合は11日、東京・世田谷区の日大グラウンドでチーム結成後、初練習を行い、東大の近藤秀一(3年)が主将に就任した。
チームを率いる日大の武者由幸監督(34)らスタッフの打診を受け、快諾。
1、2年時に本戦出場はかなわなかったが、関東学生連合の登録メンバー入りしている近藤は「今回のチームの中では僕が一番、経験値がある。みんなと一緒にいいチームをつくりたい」と意欲的に話した。

 近藤は関東学生連合のチーム練習で約10キロを走った後、横浜市日体大健志台陸上競技場で行われた日体大長距離競技会1万メートルに出場。29分16秒24で走破し、自己ベストを0秒25更新した。
「先週、少し体調を崩したので、きょうのタイムはほぼ予定通り。次の1万メートル記録挑戦競技会(25日)で28分台を狙います」と力強く話した。

 関東学生連合チームは予選会(10月14日)で敗退した大学の中から20キロの個人成績を参考に各校1人に限定(外国人留学生を除く)して編成。
すでに登録メンバー16人は決定。その中から予選会の20キロに加え、25日の1万メートル記録挑戦競技会の合計タイムで選考し、上位10人が本戦に出場する。

予選会の20キロを箱根駅伝常連校のエース級と対等に走り、59分54秒の好記録で連合チームに一番手で選出された近藤は、
同11番手の選手に対し、1分12秒差をつけているため、欠場やアクシデントがない限り、東大選手として05年に関東学連選抜の8区を走った松本翔以来となる出場が確実。
「1区を走りたい」と熱望している。2018年1月2日。箱根駅伝のスタート直後、関東学生連合主将兼エースの文武両道ランナーが抜群の存在感を発揮しそうだ。