古参の女性ファン(69)は「昼ごろテレビをつけたらやってたから、
飛んできたの。家が近いからずっと応援していて、もう10年以上。
斎藤(佑樹)くんも大谷くんもずっと見てきた。大谷くんが(メジャーに)
行っちゃうのは寂しいけど、代わりに清宮くんが来てくれてうれしい」
と笑顔で話す。
その上で栗山監督が20歳までの恋愛禁止を命じたことについて
「彼らは芸能人ではなく、野球選手。女の子といると気がそれちゃうことも
ある。結果を残すまでは正しい判断。鎌ケ谷にいるうちは私たちが責任を
持って見守ります」ときっぱり。
別の女性ファン(47)も「清宮くんは斎藤くんや大谷くんとも違って、
かわいいタイプ。ちょうど息子ぐらいの年齢だし、人の親としてはいろい
ろ心配。若い子はお金を持ってるだけで寄ってくるから」。清宮に悪い虫
がつかないように、彼女たちが恋の番人役としてガードするというのだ。
ダルビッシュ、斎藤らこれまでの日本ハムの大物ルーキーたちと異なる
のは熟女ファンの大半が清宮に対して母親目線であることだ。高校入学当
初も有志の女子によって親衛隊が結成されたことがある清宮だが、プロで
は、まずこの“熟女親衛隊”がバックアップ。“鎌ケ谷の母”たちに見守
られて怪物のルーキーイヤーが幕を開ける。
神宮球場を訪れた熟女ファンに「清宮の魅力とは?」とアンケート調査し
てみると、以下のような回答があった。
「とても16歳には見えないというか、大人びている。それでいてインタビ
ューを見ると、やっぱりまだあどけないなって。そのギャップにやられま
した」(40代主婦)
「息子のような年齢なのに、頼もしい。無邪気なところもあるけど、あれが
打席に立つといい顔するのよねえ」(30代パート勤務)
「甲子園目指して頑張る球児は親世代として当然応援したくなるけど、彼は
もう世界を見てる。そういうところは、年の差を抜きにしてもすてき」
(36歳主婦)
「エラーしたときのもたつきぶりもかわいいけど、たまに見せる股割りキ
ャッチはすごい。あれは正直、ドキッとする」(40代主婦)
熟女に人気が高かった清宮。スターの証明だろう。