「ジャニーズの目論見としては、各映画賞の総なめ。特に、キムタクか嵐の誰かに取らせたかったのですが、その目論見は見事に外れてしまいました」(映画業界関係者)

今年は例年にないほど、ジャニーズ事務所所属タレントの主演映画がたくさん公開された。

GWには元SMAPの木村拓哉主演の「無限の住人」、V6の岡田准一主演の「追憶」が立て続けに、7月には嵐の大野智主演の「忍びの国」、
8月には岡田主演の「関ヶ原」が、10月に入り松本潤主演の「ナラタージュ」と生田斗真主演の「先生!、、、好きになってもいいですか?」が、
そして、今月3日から二宮和也主演の「ラストレシピ?麒麟の舌の記憶?」が、それぞれ公開された。

「木村、岡田、大野の作品は時代劇、10月以降の3作品は恋愛もの、岡田『追憶』は刑事もので、きっちりと公開時期やジャンルのすみ分けをしていた。
賞レース席巻に向けての戦略は、万全かと思われていたのだが…」(映画ライター)
ところが、木村が史上かつてないほどの大々的なプロモーションを行って、先陣を切った「無限の住人」が思わぬ不入り。

続く、岡田の2作品、そして、大野の作品はそれなりにヒットしたが、松本、生田の作品がこれまた思わぬ不入り。二宮の作品も公開初週の興行ランキングがふるわなかったのだ。
「結局、稼いだ興収のランキングは大野の『忍びの国』、岡田の『関ヶ原』、『追憶』がトップ3で、大野は30億円ほど、岡田は2作で50億円ほど稼いだ。
木村は10億円に届かず、ほかの3作品は10億円超えるかどうか微妙なところ。
ジャニーズの幹部は、まさかこんな事態になるとは思いもしなかっただろう」(芸能記者)

賞レースに絡むのは勝ち組になった岡田と大野のみになりそうだ。

http://dailynewsonline.jp/article/1374263/
2017.11.09 22:54 リアルライブ