ディー・エヌ・エーは9日、2017年4〜12月期の連結純利益(国際会計基準)が前年同期比55%減の129億円になる見通しだと発表した。足元で国内のゲーム利用者の消費額が減少傾向にあるほか、前期にあった海外子会社の解散・精算に関する利益押し上げ要因がなくなった反動も響く。

 4〜12月期の営業利益は10%減の168億円、売上高にあたる売上収益は2%減の1066億円を見込む。18年3月期通期は予想が困難として開示していない。

 同時に発表した17年4〜9月期連結決算は純利益が8%減の103億円、売上高は4%減の733億円だった。スポーツ事業は、プロ野球横浜DeNAベイスターズの入場者数増加で好調だった。

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