ジャニーズのファンからも、「このタイミングにこの発表でいいの?」と疑問の声が上がっている。近藤真彦(53)の約2年ぶりに発売するシングル曲の発表会。6日にスポーツ紙の担当記者を集めて行われ、曲のタイトル「軌跡」をジャニー喜多川社長(86)が自らつけたこと、マッチの愛称の由来がマッチ棒であったことと併せて報じられた。

 だが、ジャニーズに対する世間の関心はマッチの新曲などではない。9月に同事務所を辞めた元SMAPの稲垣吾郎(43)、草なぎ剛(43)、香取慎吾(40)の生出演で72時間にわたって放送されたインターネットテレビ局Abema(アベマ)TVの番組「72時間ホンネテレビ」は、延べ視聴数7400万超を記録。

 香取のインスタグラムを見たホリエモンこと実業家の堀江貴文氏(45)が「時代は変わったんだなー」と感想を語るなど、ジャニーズ事務所が活用していないネットやSNSを駆使して躍動する元SMAPの3人に世間の注目が集まっているからである。

しかしながら、3人のネットテレビ出演についてジャニー喜多川社長の言葉がスポーツ紙に載ることはなかった。では、ジャニー氏はこうした時代の潮流に対し、どのように考えているのか。ジャニーズに近い関係者に質問すると、こう言った。

「ジャニーさんの関心の大部分はご自分のプロデュースのこと。目下、来年1月の公演のことでいっぱいのはずです。それは今にはじまったことではないのですが、ネットの活用とか経営方針にはノータッチ。事務所を去った元メンバーのことを記者の前で語ることはありません。メリー喜多川副社長ももう90歳のご高齢ということもあって一線を退いている。SMAP解散騒動の引き金を引いてバッシングされた後遺症もあるのか、外部の人たちとの接触を絶っているという噂もあります」

■タレントのハングリー精神も低下


 となると、メリー氏の娘で藤島ジュリー景子副社長(51)が年商1000億円ともいわれるジャニーズ帝国のかじ取りをしていることになる。近藤の新曲発表会のタイミングもジュリー副社長の判断だったのかも知れないが、発表会は担当記者だけを集めた旧態依然としたものだった。

事務所がジュリー新体制に移行しているのは間違いないですが、現状として新機軸を打ち出せていない。いま問題になっているタレントの契約問題、報酬の問題もそう。
報酬では、元SMAPチーフマネジャーの飯島さんがメンバーに代わって交渉してドンとアップさせて以降、『払い過ぎ』なんて業界内で言われるほどギャラが高騰している。赤坂に事務所を持つなど、もう十分に儲けたし、売り上げを税金に持っていかれるならタレントに還元しようということなんですが、それが原因でぬるま湯になり、タレントのハングリー精神が乏しい。
『手越祐也はカネで駄目になった』との声もある。それが嵐以外はパッとしない今のジャニーズなんです」(前出の関係者)

 ずうたいだけが大きくなり変化に対応できず滅亡した恐竜を想起させるジャニーズ事務所の現状。このまま「時代が変わった」ことに気が付かないふりを続けるのだろうか。
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/217213/3


1スレ: 11月9日 9時39分
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