女優・篠原涼子(44)が主演するフジテレビ系の月9ドラマ「民衆の敵〜世の中、おかしくないですか!?〜」がスタートから低空飛行を続けている。これには“ある人”のせいではとの声も上がっている。

このドラマは、夫婦同時に仕事を失った篠原演じる新米ママが、市議会議員選挙に立候補し市政や社会の悪を相手に奮闘する市政エンターテインメント。だが、10月23日放送の初回は9・0%と、いきなり1桁の低空飛行となった。

当初、第1話は本来、10月16日にスタートする予定だったが、この日は衆議院選挙公示期間中。

「第1話に選挙のシーンがある」との理由で、初回は1週遅れの23日に延期されたうえ「プロ野球クライマックスシリーズ」の中継延長ため、初回は30分遅れの9時半スタートとなるハンディがあった(本紙既報)。

こんな不利な条件があったため、初回が1桁に終わったことには同情的な見方もあった。だが第2話は7・1%、第3話は7・5%。もはや言い訳は利かない。

「少しは数字が上がるかと思ったが、逆に下がった。こうなると連ドラは苦しい。今後は下がり続けるかも」(芸能プロ関係者)

視聴率低迷については、小池百合子東京都知事(65)の“人気急落”も影響しているとみられている。「ドラマの企画は普通、半年〜1年前に決まる。

そのころの小池さんは“時の人”。ドラマの設定を市議会議員にしたのも、都知事の小池さんになぞらえてのものだったのでしょう」(同)

ところが小池知事は、今回の衆院選の対応が失敗に終わり、人気は急落。特に希望の党代表として出馬するとみられながら、立候補しなかったことが“敵前逃亡”のようにみられてしまった。

「小池人気にあやかろうとしたドラマだったのに、完全にアテが外れた格好では…」(同)

月9では、今年1月期に放送された「突然ですが、明日結婚します」が平均視聴率6・7%と月9史上ワースト記録を更新したが、それを更新する可能性もありそうだ。

(視聴率は関東地区、ビデオリサーチ調べ)

http://news.livedoor.com/article/detail/13861071/
2017年11月8日 11時0分 東スポWeb

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