胃がんから復帰目指す広島赤松が更改「ありがたい」
[2017年11月8日14時42分]

胃がんからの復帰を目指す広島赤松真人外野手(35)が8日、
広島・廿日市市の大野練習場で契約更改を行った。
推定年俸は上限いっぱいの25%ダウンとなる2700万円で更改。迷わずサインし
「ありがたいです。戦力として考えているとも言ってもらった。焦らず、焦ってやりたい」と感謝した。

昨年12月28日に「初期段階の胃がん」を患っていることを公表。今年1月5日に摘出手術を受けた。
その後リンパ節に若干の転移が見つかり、強い抗がん剤治療を半年にわたって受けた。
立ち上がれないほどの苦しみを味わった。

7月11日に3軍に復帰し、現在は想定よりも早く、マシン打撃、軽めのフリー打撃をこなすまでに回復。
まだ手足のしびれは残っている状態だが「50%くらいには回復してきたかな」
今後さらに段階を上げ、体を再びつくっていく。

激動のこの1年を振り返り「今となってはあっという間。しんどかった手術、抗がん剤も、
もう忘れている。でも野球がしたい、と強く思っていたときの気持ちだけは忘れていないし、
忘れないようにしないといけない」と力を込めた。

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契約更改を終え思いを語る広島赤松真人外野手
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