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2017年11月7日 4:00

「パディントン2」のキャストであるヒュー・グラントの来日が決定した。
ポール・キングが監督を務めた本作は、言葉を話す紳士的なクマ・パディントンの冒険を描く実写映画の第2弾。ベン・ウィショーがパディントンに息を吹き込んでおり、日本語吹替版には松坂桃李、古田新太、三戸なつめも参加する。

グラントは2016年の第29回東京国際映画祭に出席予定だったが、スケジュールの都合で中止に。今回の来日は、「噂のモーガン夫妻」以来約8年ぶり7度目となる。
ドラマ「ダウントン・アビー」のグランサム伯爵役で知られ、本作ではブラウン家のヘンリーおじさんを演じているヒュー・ボネヴィル、プロデューサーのデヴィッド・ハイマン、監督のキングとともに1月中旬に日本を訪れる。
彼らが登壇するジャパンプレミアには、日本語吹替版キャストも参加する予定だ。

またイギリス現地時間11月5日には、本作のワールドプレミアがロンドンのBFIサウスバンクにて開催され、メインキャストらが集結した。
ワインレッド色のカーペットに登場したウィショーは、日本のカメラに向けて「とても素晴らしい、気持ちの高まる映画なので、ぜひお楽しみください」とコメント。
さらにイベント内で「イギリス人にとってパディントンとは?」という質問に「彼は子供の頃を思い出させてくれる。純真、探究心、遊び心のシンボルだと思います。人のいいところに目を向けて、どことなく人の心に寄り添っているんだと思います」と答えた。

そしてグラントは同イベントにて、自ら演じるフェニックス・ブキャナンというキャラクターを「歳を重ねて最盛期を過ぎてしまったけれど、過去の栄光に執着している俳優の役です。彼の家には過去に演じた大きな役の衣装をまとったマネキンがあり、それに話しかけるというめちゃくちゃな男です」と説明。
若い頃の写真がたくさん飾ってあるセットに関して「自分の写真がたくさんあって気になりましたか?」と聞かれると、「いや、まったくだよ。僕の家も自分の写真であふれているから」とほほえむ。また続編について質問されたグラントは「間違いなく『パディントン3』を作るべきだと思う」と回答した。
そのほか「ハリー・ポッター」シリーズでも知られるハイマンは、来日に関して「日本は大好きで、お気に入りの場所の1つです。なので機会があればいつでも行きます」とメッセージを寄せた。

「パディントン2」は2018年1月19日に公開。

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