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2017/11/06(月) 18:07:45.39ID:CAP_USER9スポーツ報知
日本代表ユニホーム最新版(アディダス ジャパン提供)
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2018年ロシアワールドカップ(W杯)本大会で日本代表が着用するホーム用ユニホームが6日午後6時に日本代表のオフィシャル・サプライヤーを務めるアディダス ジャパン社から発表された。
今回は過去のサッカー日本代表のW杯ユニホームの青の中で最も濃い青を採用。そこに歴史を紡ぐ糸をイメージした刺し子柄で、縦に波線状の模様が入っている。
関係者によると「W杯イヤーは毎回同じ青を使用してきており、これだけ濃い色を採用したのは初めて」だという。コンセプトは「勝色(かちいろ)」。サッカー日本代表は「SAMURAI BLUE」と呼ばれるが、原点を考えた。その原点は鎌倉時代の武将が鎧(よろい)の下に着る着物が最も濃い色とされる「勝色(かちいろ=今で言う藍色)」だったことに由来。藍染めで深く濃い色を出すためにたたく動作が行われ、その動作を褐(かつ)といい、それによって出た色を褐色(かちいろ)と呼ばれていた。その褐(かつ)と戦いに勝つをかけてその後「勝色」に変化した。これが験担ぎとなって、「勝色」が定着していったとされる。ロシア大会で日本代表として初めて8強入りを目指すハリル・ジャパンへの勝利への思いが強くこめられている。
デザインとしてはその勝色の上にこれまた日本の伝統である歴史を紡ぐ糸をイメージした刺し子柄が施されている。2018年は、初出場を果たした1998年フランス大会から20年を迎えた節目の年であり、これまでの日本サッカーの歴史を築いてきたあらゆる選手やスタッフ、サポーターたちの思いを紡ぎ、ロシア大会へ挑むというメッセージを表している。
これまでのW杯ユニホームのテーマは、2002年日韓大会が「富士山」、06年ドイツ大会が「刃文」、10年南アフリカ大会が「革命に導く羽」、2014年ブラジル大会が「円陣」。今回はサムライの原点に帰って史上初の8強入りへ挑むことになる。
10月31日の親善試合、ブラジル戦(11月10日=フランス・リール)、ベルギー戦(同14日=ブルージュ)の日本代表メンバー発表の際には、会見場にアディダス ジャパン社が「勝色」のかっちゅうを身にまとった「勝色アーマー」を設置。会見場に登場したバヒド・ハリルホジッチ監督(65)は興味津々で、視線を送り、「あれを着れば、ブラジル戦けっこう活躍できそうだ」とニヤリと笑った。
海外でも広く知られている日本のサムライ魂。ハリル監督もことあるごとに「サムライが必要」とフランス語で「決闘(サッカーでは1対1などを言う)」を意味する「デュエル」に勝てるサムライを求めている。そのサムライたちが原点である「勝色」を身にまとい、新たな日本サッカーの歴史をロシアで刻む。
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