3人は21年の時を経た今だからこそ聞ける質問をぶつけ、オートレーサーの試験に受かってからメンバーに話すまでの間の心境を聞かれた森は「きつかったよ、結構。
でも、刻々と養成所に入らなきゃいけない期間が迫ってくる。どうしよう、どうしようって悩んだかな。でもやっぱり、夢だったんだろうね。夢を取ったんだよね」と振り返った。

森から脱退の報告を受けたときの心境について、草なぎは「森くんの夢のデカさを感じたから、送り出すことができたと思う」と話し、森と同い年の稲垣は「森くんもまだ22〜23歳で決心して。
やりたいことは誰にも止められない」と同調。森を兄のように慕っていた最年少の香取は「でも正直、最初に聞いた時は、小さいながらにも、一番下ながらにも、ふざけるなと思ったよね。本当にこれからという時だったし」と本音を吐露した。

当時の思いを聞いた森が「本当に迷惑かけました」と謝ると、稲垣は「そんなこと一回も思ったことない」とフォロー。香取は「でも悲しかったよ、そりゃ。帰りの車でどこか途中で降りて、暗い道で1人で泣いたのを覚えてる。
“ふざけんな”って人気(ひとけ)のないところで叫んだ。兄貴が急に夢かなえるとか言い出して、兄貴、ふざけんなよ! みたいな感覚」と置いてけぼりにされた弟のような思いだったことを告白。
その日中には「森くんがやりたいことなんだから」と気持ちを飲み込んだというが、香取と草なぎは森の脱退報告の直前、「マネージャーさんが鍵を“カチャン”とかけた音を覚えてる」と口をそろえた。

草なぎは、香取がいつから大人になったのかを思い返し、「急に森くんが違う道に行ったときだったのかな」としみじみ。稲垣は「これからみんなで頑張ろうと思ってる時期なのにって、心の中で怒ったって言ってたけど、俺は気づいてなかった。
そういう責任感とかを考えるような末っ子ではないと思ってた。よほど俺のほうが考えてなかった。そんなに熱いものがあったなんて知らなかった」と初めて知る香取の一面にも驚いた様子だった。

オートレーサー転身後の森は、SMAPのことは気になりつつも、養成所がテレビ禁止だったことから1年間はほとんど観ていなかったという。「養成所から出た瞬間、テレビにしがみつくように観てたね。
1年観られなかった時期があったから、スパッと観られたんだと思う」と回顧。今でもメンバーが出演する映画を観たり、番組を録画したりしているといい、「最近、『新しい地図』を立ち上げてからみんなの目の輝きが違うのがわかる。
すごく楽しいことやっているんだなって伝わる」とエールを送った。

草なぎは「森くんのオートレースを初めて見て、勝負の世界ってすごいなと思った。厳しく自分を見つめたい。どこか甘えちゃう部分ってあるから、甘えを捨てて頑張っていかなきゃ。
そういう志で頑張りたい」と勝負の世界に生きる森から刺激を受け、気持ちを新たにしていた。

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【テレビ】<香取慎吾>森且行の脱退に「ふざけんな、兄貴!」 森も「(僕が)勝手に夢叶える、ってなったら、そりゃ、怒るよ」
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