SMAPデビュー初期の
メンバー構成とパワーバランスを知らない人が多いので書いておくと、
もともとSMAPは年齢的に3世代を組み合わせて作られたグループで、

 ・年上組: 中居、木村
 ・中心 :  稲垣、森
 ・年下組: 草薙、香取

結成初期に事務所がグループのセンターとして想定していたのは
真ん中世代の、森と稲垣。ダブルセンター。
森はダンスや歌、稲垣は役者方面の活躍を期待されていた。

 「え?木村や中居は?」

という疑問が湧くだろうけど、木村と中居は結成時点で年を取りすぎていた。
今でこそジャニーズは30代オーバーのグループが当たり前だけど、
SMAP結成当時のジャニーズグループは20代前半で旬を終えて解散や引退が当たり前。

ちなみに木村と中居は、世代的にはSMAPの前の光GENJIの世代。
そして実際その選考から落とされてる。

SMAPに加入出来たのは、センター稲垣と森の「良き兄貴分、グループリーダー」の役割を期待されてのもの。
これはTOKIOにおける城島と山口、V6におけるトニセンと同じ。

だがSMAPはデビュー数年は人気が低迷。
コント、バラエティ、いろいろな仕事をこなしているうち、
メンバー間のパワーバランスに変化が起き、
同時に中居の司会能力、木村の役者の才能が世に知られることとなり、全盛期の中居と木村のツートップ体制となる。