楽天の今江年晶内野手(34)が、来季へのパワーアップと出場試合増を誓った。
今季は2度の故障離脱もあり、2005年に定位置を確保して以降では、最低となる出場51試合にとどまった。
楽天移籍3年目の巻き返しへ、改めて体づくりに取り組む。
今江らベテラン組は、1日でコボパークでの秋季練習が終了。今後は来季に備え、各自で準備に入る。

悔しさにまみれたシーズンだった。今江は今季、51試合に出場し、打率2割5分、1本塁打、10打点。
4月に右膝付近を痛め、「右半腱様(はんけんよう)筋筋膜炎」と診断されると、7月には試合中の接触で「左尺骨(しゃっこつ)骨幹部骨折」。
クライマックスシリーズでチームに合流したものの、シーズン中には復帰できない重傷だった。

開幕直後は6試合中4試合にスタメン出場し、14打数8安打3打点。
「いいスタートを切ったのに、けがをしてしまって、試合に出る機会が少なくなった。
ようやくいい感じになってきたところで、また骨折して…。
状態がよかっただけになおさら悔しい」と振り返った。

来季に向けて、回復と同時に強化に取り組む。骨折した左腕の筋力は、まだ回復途上。
「けがをしている間にウェートトレをやって、けが明けも(打撃の)感じはよかった。またパワーアップできるようにやっていきたい」。
現状維持で満足せず、より強化した体をつくり上げるつもりだ。

移籍後2年間、けがもあり、思うような結果が出なかった。「とにかくもっと試合に出たい。
負けないように結果を出して、常にグラウンドに立てるようにしたい。
サードでもファーストでも、しっかり準備して、両方出られるようにしたい」と強い決意を口にした背番号8。
勝負強い本来の打撃で、チームを上位へ導く。

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11/2(木) 8:03配信

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成績