10月27日放送の『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)で、山里亮太(40)が“許せない先輩女性芸能人”を告白。
名前の部分は規制音で隠されていたのだが、視聴者には心当たりがあるようだ。

同番組で山里は、絶対に許せない女性芸人について「昔すごい僕のこと嫌いだったみたいで、収録中とかに『お前スタッフの間でお荷物って言われてんの知ってる?』って言われた」と告白。
さらに当時のことを振り返りながら「その時めちゃくちゃ全盛期でその方……」と目を伏せる山里に、松本人志(54)「“お笑い”としてシャレで言ってるんじゃがないの?」と掘り下げるも、
カメラが回っていない場所でも「お前、干すからな」と至近距離に詰め寄られて暴言を吐かれていたことを明かした。
山里はその女性芸人の「悪口だけを言うライブを大阪で定期的にやってました」とも告白しダウンタウンらを笑わせた。

番組では、最後までその女性芸人の名前は伏せられていたものの、放送終了直後から青木さやか(44)だと予想する視聴者が続出。
ネット上では「これって青木さやかのことだよね」「全盛期の青木さやかは天狗っぷりがすごかったからなぁ」との声が上がった。

根拠となっているのは、番組内でヒントとしてあげられた”『Qさま!!』(テレビ朝日系)で共演していた”、“過去に全盛期だった先輩女性芸人”など。
また、以前『山里亮太の不毛な議論』(TBSラジオ)で“山里が本気で嫌っている芸人”が話題になったのだが、ゲストの東野幸治(50)が「青木さやかさんはどうなんですか?」と振り、
山里は否定も肯定もせず、たじろいでいたこともある。
真偽不明ながら「山里は大阪のライブで青木さやかの悪口言ってた」と証言する声も。

さらに、全盛期の青木に苦手意識を持っていたことを明かしたのは山里だけでない。有吉弘行(43)との間にも因縁があるのは有名な話で、
有吉のイジりに下ネタが嫌いだった青木は激怒。以来、青木が有吉を遠ざけていたという。
この2人は2014年の『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)の企画で和解したのだが、青木のほうはバラエティ番組でめっきり見なくなり
「有吉や山ちゃんに嫌われてたんならそら干されるわ」「苦手な人は他にもいっぱいいそうだし、バラエティに呼ばれなくなったんだろうね」と納得の声が多数。

しかしそもそも青木がお笑い芸人としてのバラエティ出演を望んでいない可能性もある。
近年の青木は“女優”としての仕事ばかりなのだ。NHKの連続テレビ小説『とと姉ちゃん』では、夫の不貞行為に気づき、会社に怒鳴り込みに来た妻を演じていた。
出演シーンは2話のみにも関わらず、青木が暴れまわって取り乱す姿は圧巻で、印象に強く残っている視聴者も多い。
今年の秋ドラマ『奥様は、取り扱い注意』(日本テレビ系)では元プロレスラーの“ボスママ”という役どころを熱演。「青木さやかめっちゃ迫力あって面白い」と好評だ。

青木は、2014年9月放送の『解決! ナイナイアンサー 2時間SP』(日本テレビ系)に出演した際、
自分はキレ芸でブレイクしたものの、もともとイジられることが嫌いで「私をコントロールされるのが嫌。
バラエティで勝てないからせめて噛み付きたい」と告白していた。

さらに、2010年に第一子を出産したことで「ネットとかで誰でも何か書いてあるでしょ。
子供が大きくなった時に(私の)悪口を見たら、辛いなってすごく思う。だから(仕事を)辞めるべきなんだろうかって思う」という苦悩を明かし、
仕事を辞めたいと思っているのか問われると「今はない」としつつも「バラエティを子供に説明するのは難しい」と育児と仕事を両立する上で芸能界引退も視野に入れていることを打ち明けていた。

現在の日本のテレビで芸人として活躍する以上、多少なりとも<イジられる覚悟>は必要だ。
しかし青木の場合、それ自体に苦手意識を持つ上に、「子供に見られたら…」という懸念もあり、バラエティ番組に出演することで2重のストレスを抱えることになる。
「干された」と噂されている青木だが、意図的に”女優業”に舵を切ったとも言える。
山里が許せない芸人が青木だったとするならば、現在の仕事環境は、当時よりはどちらにとっても居心地の良い場所となっているのではないだろうか。適材適所、大事である。

http://dailynewsonline.jp/article/1371636/
2017.11.01 20:00 messy / メッシー