10月23日にスタートしたフジテレビ系の月9ドラマ「民衆の敵〜世の中、おかしくないですか!?〜」。

 篠原涼子が主演を務め、平凡な主婦から市議会議員を目指す「政治物」の同ドラマ。

 当初は同月16日に初回放送の予定だったが、衆院選の選挙期間だったため、急遽スタートを1週間延期したことで話題となった。

 現実でも小池都知事が「希望の党」を立ち上げ、女性政治家に大きな注目が集まり始まった作品だが、出だしは決して芳しいものではないようだ。

「ここまでの“低空スタート”になるとは考えてもいませんでした」と話すのはフジテレビ関係者。

 同ドラマの初回視聴率は9.0%。2回目はさらに下がって7.1%(いずれもビデオリサーチ調べ・関東)と、同局の月9ドラマとしては最低レベル。

「当初は『小池都知事の新党結成が、ドラマの人気を後押ししてくれる』といった楽観論もあったのですが、実際はまったく逆。いまや低空スタートを『小池都知事のせいだ』とまで、恨み節を漏らすスタッフもいるんです」

 どういった理屈なのか。

「『排除発言』などの影響で、選挙戦終盤になると、世間でも一気に小池都知事への熱が冷めていった。ドラマの主人公と重ね合わせられる小池都知事の不人気が低空スタートにつながった部分は少なからずあると思います」(前出・関係者)

 政界と同様、“小池だのみ”ではうまくいかないということのようだ。

(白川健一

2017年11月1日 17:59
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