山口が左遷される状況が見えてきた時の詩織さんの態度豹変について山口の記述

>これがTBSの内規に触れるということで、会社の査問を受けるために一時帰国を命じられていたのです。
この経緯と、私が何らかの処分を受ける可能性があるということは、あなたにも伝えていましたね。
私がワシントンに戻ってあなたからビザに関する問い合わせを受けた後、4月中旬頃から、私に厳しい処分が出そうだという噂が広まり始め、
その噂通り、結局、私はTBSワシントン支局長を解任され、日本への帰国を命じられた。
そして、TBSワシントン支局でインターンをしたいあなたの希望を叶えることができなくなりました。
あなたが「私から性暴力の被害を受けた」と言い出したのも、なぜかその時期です。
「意識のない私をホテルに連れ込み云々」といったメールを初めて受信したのが、4月18日のことです。
それ以降、あなたからは大量の敵対的な攻撃、罵倒、返信が遅いという非難など、メールのニュアンスが一変しました。
最初の穏便なメール
(注:〈山口さん、お疲れ様です。無事ワシントンへ戻られましたでしょうか?VISAのことについてどのような対応を検討していただいているのか案を教えていただけると幸いです。>4月6日夜)
を送ってから2週間の間に、あなたに何があったのでしょうか?(270頁)