恵比寿の飲食店での様子について山口の記述

>2015年4月3日、われわれは東京恵比寿の2軒のの店で飲食しました。
一軒目は庶民的な串焼き店、二軒目はカウンターの寿司店。
二軒とも、十数人も座ればいっぱいになる、小さいけれども明るいオープンカウンターの店で、客は店主と向き合って座ります。
一軒目の串焼き店はほぼ満席で、われわれの両サイドにお客さんが座っていました。
二軒目の寿司店もたくさんのお客さんで賑わっており、ほぼ満席でした。
(中略:なじみの店であることを記述)
あの夜、あなたはいろいろな種類の酒を飲みましたね。
一軒目の店に座ってほどなく、私はあなたの飲むペースが非常に早く、かなり強いお酒をぐいぐいと一気飲みのように飲むことに気がつきました。
少し心配になり、「大丈夫ですか?」と訊きました。
するとあなたは「喉が渇いているので。お酒は強い方だから大丈夫です」と答え、その後もハイペースで飲み続けました。
(中略:酒量について心配したことなど)
結局、あなたは二軒の店でビール、サワー、ワイン、日本酒を飲んだ。
(中略:酔いつぶれてトイレからなかなか戻ってこなかったこと、店主と相対するカウンターで薬を入れることはあり得ない、ということなど)
しかも驚くべきことに、あなたは薬を入れているところを見たわけでも、その後、目撃証言を得たわけでもなく、
「私は酒に強い筈なのに、急に酔いが回ったから、山口に薬を盛られたに違いない」と言うのです。
失礼千万な話です。(257頁)