楽天が立命大・東を一本釣りする可能性が出てきた。都内でスカウト会議を開き、指名順などを話し合った。
出席した星野仙一球団副会長は「(1位指名は意見が)分かれとったな」と発言。
長島哲郎スカウト部長も「いつも決まるのは30分前」と話した。最終判断は本番ぎりぎりまで持ち越されるが、
1位候補には早実・清宮、履正社・安田、九州学院・村上、JR東日本・田嶋とともに東の名前も入っている。

楽天は今季、則本、岸、美馬の3本柱が投手陣をけん引したが、いずれも右腕だった。
左腕では辛島の8勝がトップで、即戦力先発左腕の補強は最重要課題。関西学生リーグで史上初となる通算2度のノーヒットノーランを達成した最速152キロ腕に白羽の矢を立てたもよう。
6人態勢で視察した9日の関大戦でも長島部長が「左では東の田嶋、西の東。素材的には1巡目で消える」と話していた。

東は京都市内の同校グラウンドで取材に応じ「緊張はしていない。ついに明日か、という感じ」と話した。
12球団OKの姿勢を示した上で、グラブに刺しゅうしている座右の銘「不動心」で堂々と運命の時を迎える。

http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2017/10/26/kiji/20171025s00001089286000c.html
2017年10月26日 05:33