ソフトバンク・王貞治球団会長(77)は25日、都内のホテルで行われた編成会議に出席し、
26日に行われるドラフト会議で早実・清宮幸太郎内野手(3年)を1位指名することを明言した。

 「もう、だいたい。決まっている。予定通り。清宮? はい」

 高校通算111本塁打の和製大砲としての期待に加え、早実の後輩。チームに迎えるのが
待ち切れない様子だ。「魅力がありますよ。プロ野球として順調に育ってほしいし、育てたい。
超特大のホームランを打つのを見たいじゃない。ファンの人も見たいと思う。柳田と競い合ってさ」。
ヤフオクドームでの特大弾を思い描くように野太い声が弾んだ。

 抽選は「神の右手」に託した。工藤監督は15年に3球団競合の高橋純平(県岐阜商)、16年は
5球団が入札の田中正義(創価大)の当たりくじを引いた。「もう、とにかく彼(工藤監督)の強運にね。
実績がものを言うからね。流れでね。それが順当な流れ。変に策するといかん」と王会長は
期待を寄せた。

スポニチ
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