【野球】広島 石井、河田コーチ退団に緒方監督「正直寂しい」


広島は5日、リーグ連覇に貢献した石井琢朗打撃コーチ(47)と河田雄祐外野守備走塁コーチ(49)が
球団に辞任を申し入れ、今季限りで退団することが了承されたと発表した。両コーチは同日のマツダスタジアムでの
全体練習終了後に記者会見に臨み、石井コーチは
「(東京にいる)家族5人揃って過ごしたい。今を逃すともうないのかなと考えたりする」と心境を明かし、
河田コーチは「6月ごろには(退任を)考えていた。プライベートなこともあるので一身上の都合ということにさせてもらう」
と話した。ともに家族を関東に残し、広島では単身赴任生活を送っていた。

 リーグ連覇を達成した直後でファンにも衝撃が走ったが、このタイミングでの発表になったのはポストシーズンに
集中するための配慮でもあったという。鈴木球団本部長は「(緒方)監督も『早いほうがいい』ということで
このようになった。いろんなところから話が漏れるよりは、この時期に話をしておくのがベスト」と説明した。

 緒方監督は「(石井)琢朗とは選手時代(2009年)から一緒にやっているし正直寂しい。河田さんには
西武を退団したとき(15年オフ)に手伝ってほしいと伝えた。ただ、本人の気持ちもあるので
引き留めるわけにはいかない」と複雑な胸中を明かした。

東スポWEB
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