プロボクシングのWBA世界ミドル級新王者となった村田諒太(31)=帝拳=が、王者の中の王者になる。
アッサン・エンダム(33)=フランス=と因縁のダイレクトリマッチ(直接の再戦)を7回終了TKOで制してから一夜明けた23日、都内の所属ジムで会見。
王者と呼ばれることに照れ笑いを浮かべながら「本物の、誰もが認めるチャンピオンになれれば胸を張れる」と、更なる高みを目指す決意を示した。

村田のV1戦に挑戦資格があるのは世界ランキング15位まで。
ただランキングは毎月更新され、陥落した前正規王者エンダムも上位ランクにとどまることが予想されるため、
あくまで現時点でのものだ。それでもミドル級は1、2を争う選手人口がいるとされる激戦階級だけに、WBAの世界ランカーだけを見ても強豪がひしめく。

3位は村田が対戦を目指すサウル“カネロ”アルバレス。
4位の元IBF王者デビッド・レミューは、12月にWBO王者ビリー・ジョー・サンダースに挑戦することが決まっている。
5位はWBA正規王座を4度防衛したダニエル・ジェイコブス。
今年3月、ゴロフキンに0―3で判定負けしたものの1〜3点差と健闘した。強敵がゴロゴロいる中で、村田は果敢にビッグマッチの実現を目指す。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171023-00000259-sph-fight
10/24(火) 7:04配信