イデオロギーに目を奪われがちだけれども本質は違うだろう。

北朝鮮情勢で変化を怖れる日本人の特性が強く出た。
命の危機を煽られると、より好戦的になり殺される前に殺そうという本来の資質に傾いた。
旧態依然とした封建主義のお上信仰が行き届いた結果だ。

国民は世界情勢を冷静に判断してなどいない。
在日米軍の首脳も「北朝鮮に対しては全面戦争になるので、平和的外交に尽力すべきだ」と半年前から公言していたが、政府と与党陣営はそれを隠蔽に等しいほど報道管制を敷いたわけだしな。
朝鮮半島の情勢には何の効果もなく、中国の近海侵略もなし崩しに進むだろう。
与党の世論誘導は予定通りということだ。

今後は自衛隊が正式に日本軍となり、海外派兵に積極的に打って出る。
今までもいなかったわけではないが、中東/アフリカで公式に戦死者が現れることは時間の問題だ。

ちなみに経済問題は悪化するだろう。
米国なみの収入格差が進む。国民皆保険の解体まで進んで、医療格差も中国なみの絶望的な状況になるかもしれない。