【岡崎真の目】羽生 攻めのフル構成で演技の最低ラインが上昇
[ 2017年10月22日 08:38 ] 

羽生が冒頭に挑戦した4回転ルッツは「さあ、4回転を跳ぶぞ」という仰々しさも気負いもなく、無理のないスムーズなジャンプの入りだった。
着氷で少しこらえる感じにはなったが、すぐに立て直して流れを失わなかったことで、GOE(出来栄え評価)でプラスを引き出した。

4回転ルッツを入れる代わりに4回転ループを回避したりするのではなく、フルの構成で攻めたことは素晴らしい。
ミスを連発したオータム・クラシックよりも難度を上げながら、大崩れしなかった。
演技の最低ラインが上がった印象だ。



高橋チームにいたテクニカルもこう言ってます