AbemaTV(アベマTV)にて20日に放送された『芸能義塾大学』で、よゐこ・濱口優がこれまでの経験から「過酷ロケBEST5」を発表した。
濱口は『いきなり!黄金伝説』(テレビ朝日系)で10年以上レギュラー出演をし、「無人島0円生活」などの過酷なロケを経験してきており、芸能界きっての“サバイバル芸人”と評されている。

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5位は『ウッチャンナンチャンのウリナリ!!』(日本テレビ系)の「ドーバー海峡横断部」だ。
これは、フランスとイギリスの間を流れる幅34kmのドーバー海峡を6人が1時間ずつ交代で泳ぐというもの。
泳ぎ切ると認定証がもらえ、世界のスイマーの憧れの場所である。

濱口がここで身につけた役立つ技術は「水泳」。実はこの企画が始まるまで濱口は水泳が得意ではなかった。
25メートルぐらいしか泳げず、息継ぎができなかった。
だが、2年間におよぶ特訓を重ね、ようやくドーバー海峡を泳げるまでの能力を身につけた。
これがあったからこそ、「無人島0円生活」の素潜り漁で獲物を捕まえた時の決めゼリフ「取ったど!」が生まれた。

第4位は“お笑いサバイバル「飲まず食わずで6日間過ごすロケ」”だ。
これはよゐこがデビュー仕立ての頃で、山に8人の芸人が放り出され、6日間で面白いネタを思いつけるのか? を競うもの。
濱口が今でも反省していることが、リアクションをしなかったことだ。
当時、よゐこはサバイバル芸人とは真逆で、シュールな都会的なコントをやっていたのだという。

だからこそ、この仕事を無理やり入れられたが、濱口はこういった仕事が大嫌いだった。
「なんでオレらがこんな仕事しなくてはいけないねん」と思い、何を言われてもノーリアクションを貫き、よゐこの部分はまったく本番で使われなかった。

この時いたのはよゐこ、アニマル梯団(おさる・コアラ)、オアシズ(光浦靖子・大久保佳代子)、男同士(江頭2:50・コンタキンテ)で、司会はルー大柴だった。
空からペットボトル入りのウーロン茶が落ちてきたと思ったら、中は水で薄めた醤油だったりするなど、かなり過酷だった。江頭2:50は山の中に逃走してしまったという。

3位は『進め! 電波少年』(日本テレビ系)の「1Wayチケット」だ。これは、同番組の特番。
ベトナム行きの片道チケットをもらい、現地で帰りのチケット代を稼ぐというもの。
過酷ロケの元祖のような番組だが、ベトナムから日本へはどうやって帰れるのか、を実践するものだったが、よゐこはあろうことか、ギブアップしてしまったのだ。

2位は『いきなり!黄金伝説』(テレビ朝日系)の「無人島0円生活」だ。
タイトル通り、無人島へ相方・有野晋哉と一緒に行き、生活するのだが、猿の支配する島が大変だった。
ここには釣り人ぐらいしか来ず、断崖絶壁があり、座る場所すらほとんどない。
そこにも猿がいる状況だ。猿は便所の場所を決めておらず、そこらへんが猿の糞尿だらけ。
カメラが回っていようがいまいが関係なく、猿が荷物を盗みに来る。作っている料理も持っていかれ、食材も盗まれる。器用に鞄を開け、モノを盗む。

濱口は「2泊3日、ここ貸してくれ、共存しよう! オレの魚やるから、テーブルの上のモノは取るなよ」と言った。だが、猿はテーブルの上のモノを取り、ブチギレたら猿が手をあげてきた。

「テレビであそこまでブチギレたのは初めて。本気でキレた。『話、ちゃうだろ!』と猿に言った」(濱口)

1位は『いきなり!黄金伝説』の「スケルトン生活」だ。これは、お台場の人が集まる場所にアクリル板で作られた6畳ぐらいの部屋に常に人の目に晒される状態で住むというもの。
トイレは外でやってもいいが、基本的にはここで生活する。夜中に「輩」が来たりする。
この時、金魚の水槽をコンコン叩いたらいけない、という金魚の気持ちが分かったそうだ。中にいるとうるさくストレスになる。
その音はまるでハンマーでたたかれたような音になる。濱口はストレスで死ぬのが分かったという。

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2017年10月21日 8時0分 AbemaTIMES