18日放送の「5時に夢中!」(TOKYO MX)で、江原啓之氏が、フジテレビの「焦り」を指摘した。

番組では「とんねるず『保毛尾田保毛男』論争」と題して、日刊ゲンダイの記事を取り上げた。先月放送された「とんねるずのみなさんのおかげでした」(フジテレビ系)の30周年記念SPで石橋貴明が演じたキャラクター、保毛尾田保毛男について視聴者から抗議を受け、宮内正喜社長が謝罪した他、番組公式サイトにも謝罪文が掲載されるなど物議を醸している。記事は、人権への配慮はなされるべきとしながらも、制限や自重ばかりではテレビがますます面白くなくなってしまうと伝えている。

江原氏は、人権との兼ね合いの問題の難しさに同意しながらも、今回の騒動については「この局がね、他に楽しいものを全く作れなくて、過去の栄華にしがみついただけっていう気がする」と批判した。司会のふかわりょうが、30周年を記念する回だったことをあげてフォローするも、なおも江原氏は「常識は変わってるわけでしょ? そういうところに目が向かないほど焦ってる局なんでしょうね」とフジテレビの現状を指摘したのだった。

また江原氏の言及は、同番組のみならずフジテレビの編成一般にも及び「1日中同じことばっかりやってる」と指摘。局内での「コミュニケーションとか統率がとれてないんじゃないかってちょっと心配になりますね」と懸念を示していた。

2017年10月18日 17時47分 トピックニュース
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