・秋季練習初日、開始1時間前にコーチ室に入った。先に5、6人いたが、
新聞を読んだりうつむいたままで誰も口をきかなかった。そのうち大矢監督が
到着したが状況は同じだった。
・当時の主力にボス≠ェいて、ミーティングではレギュラーをつかみかけていた
若手と最前列でふざけていた。コーチの話なんて誰も聞いてない。
・大矢監督も最初の監督時代(95〜97)はミーティング中に声を張り上げることも
あったが、この年は何も言わない。チームに立て直す力が無く、無力感に襲われた。
・シーズン中に足を肉離れしたボス≠ヘ、1軍に戻ってきても5回までしか出なかった。実は30%しか治ってないのにFA権利取得日数を稼がせるために1軍に上げたと知って驚いた。
・ある試合で(ボスが)5回に退いた後、ベンチにもトレーナー室にもおらず、
監督室でTVを見ていた。一応野球中継でしたが…この時は波留コーチが
「二度とこんなことするな!」と叱っていた。



交代を告げられたスタメン選手はベンチに下がると、向かう先はロッカールーム。
自分のカバンから携帯電話やゲーム機を取り出し“プレー”に集中。
ベンチで声を出し、仲間を応援したり相手選手をヤジる選手はいなくなる。
それとは別に、喫煙所で煙をくゆらせながら雑談する選手も少なくなかった。

こうなってしまった主因は村田にある。
昨年、村田は試合途中にベンチに下がると、
監督室のイスに寝そべってテレビで試合を観戦するなど、チームリーダーらしからぬ
行動を見せた。
それを間近で見てきた若手や中堅選手が悪影響を受けているのだ。