俳優の藤原竜也(35)と、山本裕典(29)の舞台『鱈々(だらだら)』のDVDが11月15日に発売される。
同作は、2016年に上演した舞台で、1993年に韓国の劇作家・李康白(イ・ガンペク・69)が発表した現代戯曲の舞台だ。

その山本は、一夜を共にした女性からベッド写真をバラまかれたほか、
事務所に黙って六本木でバーを開店していたことなどの“素行不良”が原因となり、今年3月に所属事務所を電撃解雇されている。
DVDが発売されるということは、粗方の事情は整理されていると思われるが、一部では芸能界復帰間近かとも言われている。

「5月に発売された『女性自身』(光文社)でも、山本本人が直撃取材に応じており、“いつでも戻れる準備はとも思うんですが”と芸能界に未練をにじませるコメントを出しています。
また直撃取材では、山本はバー経営の取締役という立場で給与をもらっているとも。しかし、実質今は実業家です。
経営をしていく中で、やはり俳優として事務所に所属し、大きなお金を得ていた頃の方が、収入的には安定していると考えたのかもしれません」(芸能記者)

■復帰を阻む原因は社長と後輩俳優にあり?

そんな芸能界復帰の青写真を描いているともいわれる山本だが、復帰はかなり困難だという。その大きな原因は、山本が所属していた事務所の芸能界における影響力だ。

「業界でもかなり力を持つ事務所ですからね……。実際に解雇はその社長による判断だったようなので、簡単に山本に手を差し出すとも思えません。
また、山本がいた事務所には主力俳優の溝端淳平(28)がいますが、彼が山本の素行不良に対する処分を直訴したとも言われています。仮に復帰したとしても、溝端との折り合いが良くないでしょう」(前出・芸能記者)

ちなみに溝端と山本は、共に『ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』で芸能界入りしており、山本が1年先輩にあたる。
中堅俳優として溝端と山本の二大看板を掲げようとしていた矢先の山本のスキャンダルもあり、溝端としても失望が大きかったのではないだろうか。

しかしあくまでも山本サイドは、事務所とは円満であることを主張している。
所属事務所の担当弁護士は、山本の契約解除報道を受けた際に『バイキング』(フジテレビ系)に出演し
「バー経営の副業については、契約解除の問題になっておらず、事務所側の指導不足が理由だった」とコメントしている。
また、最後は社長と山本が笑顔で握手を交わした様子も語った。

「たとえ事務所への所属が難しくとも、個人事務所を開設して業務提携のみ元事務所と結ぶとかたちをとることなども検討しているかもしれませんね」(同・記者)

5月の直撃取材では、社長を「親父みたいな人」と評し、感謝しかないと語っていた山本。
心を入れ替えて再び事務所のドアを叩くことになるのだろうか。

http://dailynewsonline.jp/article/1365154/
2017.10.15 17:05 デイリーニュースオンライン