0001Egg ★
2017/10/15(日) 03:48:11.75ID:CAP_USER9前半17分までに2ゴール。前半だけで「4、5点は取れる展開」に思えたよ。それが一瞬の隙を突かれ、後半33分までに2―3と逆転された。彼我の実力差を考えると「まったくもってあり得ない話」でしかない。
ハイチ戦の日本選手にはサボったりするヤツはいないし、豊富な運動量でよく走っていた。しかし、その「ひたむきさ」がゴールという結果に結びつかない。
序盤の2点は実に見事だった。あの攻撃を何度も何度も繰り返せばよかった。なぜできない?
言うまでもない。日本の攻撃は「まだまだ大量点を奪うだけの熟成度が足りない」ということになる。まぁ〜ハイチ辺りの国と接戦を演じているようでは、ロシア本大会で対戦する強豪国から「崩して点を取る」なんてことは、到底できないだろうなぁ……。
詰まるところ「シュートが下手」なんやろうなぁ〜。中盤では、それなりにボールが運べ、おおっ! と思わせるような攻撃の組み立てができるのに、最後の最後になってシュートの精度が低い。
日本代表の試合を見ていると「シュートまでの道程」に執着するあまりに「いざ! ここでシュート!」という場面になると疲れ果て、ゴールの枠内に飛ばすだけの余力がなくなってしまっている。
それと、もうひとつ。ハリルホジッチ日本代表の戦いぶりには「したたかさ」が、ほとんど感じられないのが気になる。
11月には欧州遠征に出掛けてブラジル、ベルギーの強豪と対戦するわけだが、ニュージーランド戦やハイチ戦とは戦い方が一変するだろう。
ブラジルもベルギーも強力アタッカー陣が自慢のチーム。もちろん守備陣も頑強だ。日本はまずは8人の選手でひたすら守り切り、トップと左右サイドアタッカーの3人で攻め入り、まるで日本戦で見せたハイチのような“したたかな”試合運びを見せてほしい。
日本はアギーレ前監督時代の2014年10月、ブラジルと対戦して0―4で敗れている。ハリルホジッチ監督体制では、通算31試合目で初の大量失点である。この3失点が「北中米・カリブ海」W杯最終予選にも進めなかったハイチに喫した……が気になるところだが、終わったモノはしゃあない。
スパッと気持ちを切り替え、チャレンジャーとしてブラジル、ベルギーの強国に挑んでほしい。
(日本サッカー協会顧問)
2017年10月14日 09時26分 日刊ゲンダイDIGITAL
https://news.nifty.com/article/sports/soccer/12136-420719/