2018FIFAワールドカップ ロシア アジア予選プレーオフ第2戦で、オーストラリア代表はシリア代表に延長戦の末、2-1で勝利した。この一戦でオーストラリアの主将・FWティム・ケーヒルが2ゴールを記録したが、翌日になってそのゴールパフォーマンスに批判が集まることになった。

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この一戦では6分にシリアに先制点を奪われていたオーストラリアだが、13分にケーヒルが同点弾をマークすると、延長戦の後半には勝ち越し点を決めて勝利に大きく貢献した。

だが同選手はそれぞれのゴール後、コーナーフラッグに向かってシャドーボクシングするおなじみのパフォーマンスを披露することはなく、両腕をT字に広げながら“飛行機パフォーマンス”を披露。

また2点目を決めた際にも、チームメイトたちと喜び合ってから観衆に向けて両手でもT字の形をつくった。

そしてその翌日、このパフォーマンスの真相が明らかに。ケーヒルと最近スポンサー契約を結んだオーストラリアの旅行会社、トリッパディール(TripADeal)がインスタグラムで

「私たちの新たなブランドアンバサダー、ティム・ケーヒルが昨日の夜決勝点を決めたあとにトリッパディールのTの形をつくったのを見ましたか?おめでとう、ティム!」と記すと、

ケーヒルは返信で飛行機の絵文字などを投稿。これは後に消去されたが、ゴールパフォーマンスはスポンサーのための宣伝だったことが判明した。

これを受け、オーストラリアメディアはケーヒルの行為を痛烈に批判。『news.com.au』は「ティム・ケーヒルはオーストラリアサッカーの象徴的な瞬間を台無しにした」と題した記事で、

「ユニフォームを汚す行動を選択したのは恥」「スポーツコンテストにしかないチームとの純粋な喜びがハイジャックされた」などと記載した。

『ニュー・デイリー』では、「これほど重要なゴールの後に、スポンサード・セレブレーションをするなんてサッカーにおける最悪な出来事。T字はティムのTだったと思っていたのに!」とファンの怒りの反応も紹介されている。

なお、このような行為に関しては前例がある。EURO2012でデンマーク代表FWニクラス・ベントナーがゴールを決めた際、ブックメーカーのマークが記された下着を見せたため、

UEFA(欧州サッカー連盟)より10万ユーロの罰金と1試合の出場停止処分を言い渡された。『news.com.au』は、今回のケーヒルの商業目的のゴールパフォーマンスに関しても、FIFA(国際サッカー連盟)が調査を開始したと伝えている。

10/13(金) 19:30配信 GOAL
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171013-00010008-goal-socc

写真
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