巨人・高橋由伸監督(42)が10日、今季で契約が切れるスコット・マシソン投手(33)の
来季残留を切望した。今年は59試合に登板して防御率は2・24。“困った時のマシ様”として
ベンチの信頼は厚いが、現状、米大リーグも強い興味を示しており、去就は未定。
「何とか残ってほしいけど…」と本音を口にした。

 入団した12年から6年間で計359登板。このタフさや、160キロ超の真っすぐは大きな武器で、
奪三振はイニング数を超える432個。窮地を何度も救ってきた。最近、都内で偶然会い、
思いを伝えたことも明かした指揮官は「長くチームで活躍してくれて、代わりになる選手は
いないわけだからね。残ってほしいと思うのは当然でしょ」と繰り返した。

 ただ、最悪の事態も想定しないといけない。
「契約社会だからね。どういった感じになるか考えないとね」。この日は、
池田の投球をじっと見つめた。新人ながら33試合に登板。来季の“方程式入り”が期待されるが
「いろんな可能性があるから」と固定観念にはとらわれない。方程式にはカミネロを筆頭に、
田原や西村、篠原も挙がるが、マシソンの去就次第で真っさらから練り直していく方針。
それだけマシソンの存在は大きい。(水井 基博)

スポーツ報知
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