―ところで以前、三森さんと同じ事務所の後輩・尾崎由香さんにインタビューをしたのですが……。

見ました! 読ませていただきました!

―ありがとうございます! そこで、尾崎さんは三森さんが憧れの存在で、「三森さんみたいになりたい」とおっしゃっていて。

その箇所を、「後輩がこう思ってくれてるんだよー」って、親に見せました(笑)。すごい嬉しいですね。“おざぴゅあ(尾崎さんの愛称)”は子どものときから芸能活動をしているので、私なんかより芸歴も下積みも長いし……もともとアニメと違うところで活動していたので、私は勝手に親近感を持っていて。彼女もそう思ってくれてるのかなって思うんですけど。

―昔の三森さんと状況が似ている?

そうですね。アニメの文化に詳しくない状態で声優業界に入ってきて、「なんかよくわからないけど、とりあえず頑張ろう!」みたいなところは、昔の自分を見ているみたいで「頑張れー!」って応援したくなりますね。

―なるほど。

ただ、彼女は天性の……強運みたいなものを持っていると思うので、「何かを掴むぞー!」って必死になってガツガツするよりは、ふんわり構えていてもらいたいなって思うんです。それでもきっと彼女には良い運がまわって、良いお仕事ができるんじゃないかなと思うので……ギュンって闘志を燃やして、「あれもこれも」みたいになったら、彼女らしさが失われちゃうかなって思うので、「今のまま頑張れー!」ですね(笑)。

―尾崎さんが三森さんに憧れるように、三森さんが「こういう先輩になりたいな」って憧れる方は身近にいらっしゃいますか?

声優の加藤英美里さんですね。
仲良くさせていただいているんですけど、英美里さんは、ずっと可憐なんです。
しかも、英美里さんが人のことを悪く言ったり、ネガティブな発言をしたりしているのを一度も聞いたことなくて。
私は「聞いてくださいよー。こんなことがあって腹が立っちゃって!」とか、けっこう言っちゃうんですけど(笑)。
英美里さんは「そうなんだ、大変だね、みもりん。でも、こういうこともあるよね」って
すべてを受け入れて、そっと包んでくれるので、素敵だなあと思っていて。

http://news.livedoor.com/article/detail/13724564/