>>556
横からだけど、基本的に周辺国とは仲良くないのが世界の常識。
勿論、出来るだけ友好な関係は望ましいけど。
その意味で自由貿易や交際が両国を良い関係にするというのがリベラルな考え。
それに対して、世界には世界政府がないので国家以上の強権的な組織はない。
その為、国家は常に存続を掛けてあらゆる国力を高め地域覇権を狙うってのが攻撃的現実主義の立場。
冷戦のように世界が2つに分かれ、核抑止による安定が前提で経済も成長すれば友好な関係もあり得る。
しかし一度覇権を握ったならば周辺国を納得させる必要がある、そしてそれは他国を利する。
そして国力を高めた国は今度は挑戦国として秩序を壊す側になる、これは覇権安定論。
歴史的に見て友好な関係を築くには平和が前提だけど、平和って国際政治では平定を意味して他国を押さえつけることが前提にある。