【現役放送作家X氏の芸能界マル秘ウラ話】デビュー25周年を迎えた安室奈美恵が、40歳の誕生日に1年後の引退を発表した。ファンだけでなく、芸能界にも激震が走った。多くの芸人が往年のスターを例に挙げ、安室の引退発表を惜しんだ。

 バナナマンの設楽統(44)は「山口百恵さん以来の感じじゃない!? 百恵さんは結婚っていって、辞めるタイミングのわかる引退だったけど、今回は『なぜだ?』って部分はちょっとわかんないもんね。でも、理由とかわからないけど『カッコイイなぁ』って思っちゃったんだよね」と語る。

 有吉弘行(43)は「久々ですか、こんなスーパースターが電撃引退って。山口百恵さん、上岡龍太郎さん以来かな。だから、安室ちゃんが来年で引退になるとさ、信じられなかったことが起こるよね。MAXの方が長いんかいっていう。メンバー代えつつも、すごいよね」と安室を飛び越え、MAXを褒める。

 復帰論も絶えない。ナインティナインの岡村隆史(47)は撤回可能と考えている。「ほっしゃん(星田英利)の件ありますからね。『辞めます。会社の人と話してます』って言うて『ごめんなさい、もう一度、死に物狂いで頑張らせていただきます』。ほんで『なんやったの?』って言うたら『どうかしてたんやな』ってほっしゃんも言うてたくらいですから。(安室が)『またやります』みたいなのも、なきにしもあらず」とエールを送る。

 そのうえで「安室ちゃんみたいにズバーンって『辞めます』って言えるのはすごいなって。俺なんかはやっぱりしがみついてたいもんね。やっぱりモテたいし、まだ。スパッとは決断はでけへんで」と安室をたたえる。

 岡村自身は「50歳過ぎで大阪で3本の番組を持ち、68歳くらいで仕事を辞め、余生は大阪で過ごす。体、どこかおかしなってると思う。腰とか膝とか。70歳まで、しっかり歩かれへんのちゃうかなぁ」と発言していた。

 大御所の明石家さんま(62)は後輩に道を譲るため「60歳で引退する」と宣言した。しかし、爆笑問題の太田光(52)から「それをやったらかっこよすぎる。もっと落ちぶれたところを見させてくれ」とお願いされ、60歳を超えた今はみじめなところを見せようと現役を続けている。

 本誌客員編集長のビートたけし(70)は「自分の番組の視聴率が悪かったら打ち切り。特番もゲスト出演も減って、お呼びがかからなくなるのが引退。自分から切るってのはかっこいいかもしんないけど、さんざん出てたのに、辞めたいからって『あと半年で辞める』とか急に言うのはおかしいだろ」としている。

 一方で、所ジョージ(62)は風変わりだ。

「どこかで、急に辞めてもいいとは思っているね」と明言しながら「急に辞めるとなると、テレビ局に迷惑がかかる。辞めるのであれば、半年くらい前に辞めるのを決めて、後継者への引き継ぎをするのが大人でしょ。でも、それが面倒くさい」と、面倒なことをするくらいなら、現役の方がまだマシと考えているようだ。

☆プロフィル=1967年、東京・神楽坂生まれ。23歳の時にラジオ番組で放送作家デビュー。現在はPTAから苦情が絶えない某人気バラエティー番組やドラマの脚本を手掛ける。

10/9(月) 11:03配信 東京スポーツ
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