真凜「不撓不屈」の決意 「シニアで戦えない」高難度構成に変更

 フィギュアスケートのGPシリーズに出場する日本選手が都内で会見し、今季シニアデビューの本田真凜(16=関大高)は高難度のジャンプ構成に変更する意向を示した。

 前日のジャパン・オープンではフリーの自己ベスト133・41点を出したにもかかわらず6選手中5位。悔しさのあまり「一番(基礎点の)高い構成をひたすらノートに書いていました」と新たなジャンプ構成を練った。

 2連続3回転はフリップ―トーループより基礎点が1・5点高いルッツ―ループを、次戦のスケートカナダ(27日開幕)から組み込む予定だ。
「ミスのない演技を目指すのは自分らしくない。挑戦するジャンプを跳ばないとシニアでは戦えない」と挑戦者の立場を強調。
今季のテーマはインターネットで「かっこいい四字熟語」と検索し「不撓(ふとう)不屈」に決め「強い志を持って諦めない」と力強く話した。

スポニチ 2017年10月9日 05:30
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2017/10/09/kiji/20171009s00079000091000c.html
画像:今シーズンの目標を「不撓不屈」と書いた本田真凜
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2017/10/09/jpeg/20171008s00079000432000p_view.jpg
本田真凜(16)の参考画像:http://i.imgur.com/NSvXGv2.jpg

本田真凜、平昌へ「不撓不屈」ジャンプ難度アップへ

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズに臨む日本の有力選手が8日、東京都内で記者会見し、
今季シニア参戦した女子の本田真凜(大阪・関大高)は平昌(ピョンチャン)冬季五輪を見据え、
ショートプログラム(SP)もフリーもジャンプの難度を上げる意向を示した。
変更が間に合えばGPデビューのスケートカナダ(27、28日・レジャイナ)に新たな構成で挑む。

 7日のチーム対抗戦、ジャパン・オープンでフリーを演じて6人中5位となり、悔しさでノートに可能な限りの難しい構成を書き込んだという。
高難度なルッツ−ループの2連続3回転を入れることも想定し「挑戦できるジャンプをたくさんやらないとシニアでは相手にならない」と気を引き締めた。
今季のテーマはインターネットで「かっこいい四字熟語」と検索し「不撓(ふとう)不屈」に決め「強い志を持って諦めない」と力強く話した。

日刊スポーツ 2017年10月8日19時43分
https://www.nikkansports.com/sports/news/201710080000776.html
画像:今シーズンの目標を発表し、笑顔を見せる本田
http://www.nikkansports.com/sports/news/img/201710080000776-w500_0.jpg

本田真凜が「シニアの壁」知り新ジャンプ構成挑戦へ - フィギュア : 日刊スポーツ
https://www.nikkansports.com/sports/news/201710080000840.html
本田真凜「不撓不屈」で目指せ平昌五輪 ジャンプ難度アップへ/スポーツ/デイリースポーツ online
https://www.daily.co.jp/general/2017/10/08/0010625996.shtml
真凜、GPシリーズは難しい構成で挑む「失敗してもいい」/フィギュア - スポーツ - SANSPO.COM(サンスポ)
http://www.sanspo.com/sports/news/20171009/fgr17100905010001-n1.html
「不撓不屈」掲げた真凜だが…貴乃花を「聞いたことはあります」/フィギュア - スポーツ - SANSPO.COM(サンスポ)
http://www.sanspo.com/sports/news/20171008/fgr17100816020005-n1.html

<フィギュアスケート:ジャパンオープン2017の結果>
■チーム
1位 615.35 欧州(フェルナンデス、ビチェンコ、メドベージェワ、ザギトワ)
2位 614.93 日本(宇野、織田、三原、本田)
3位 572.95 北米(ネイサン・チェン、アボット、カレン・チェン、長洲未来)

(※これらの得点はすべて参考記録で、公式記録にはなりません)
女子(フリー)
1位 152.08 RUS エフゲーニャ・メドベージェワ
2位 147.83 JPN JPN 三原舞依(※1位メドベと4.25点差)※日本の女子シングル・フリーの歴代最高得点(参考記録)
3位 145.28 RUS アリーナ・ザギトワ
4位 134.69 USA 長洲未来
5位 133.41 JPN 本田真凜(※1位メドベと18.67点差。2位三原と14.42点差。3位ザギトワと11.87点差)※自己ベスト更新(参考記録)
6位 116.32 USA カレン・チェン

>>2-5あたりに続く)