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「女性セブン」95年2月2日号 天才松本人志「土下座せい!」事件に文句続出!

話は昨年(94年)7月にさかのぼる。『爆笑問題』という若手お笑いコンビがいる。
そんな2人が連載していた『ホット・ドック・プレス』(94年7月25日号)のコラムで“芸人が
流行りの服を着てるのってダサイ”といって、ビートたけしやウッチャン・ナンチャンの
ファッションをメッタ斬りにしたのだ。トレーニングウェアで雑誌に登場したこともある松本に対しても
ケチョンケチョンに毒づいた。

「松ちゃんを名指しでこきおろしたくだりは、わずか数行で、“この間もダウンタウンの松本が
全身アディダスの広告塔みたいなの。あの無神経さは信じられない”って程度のもので、
それほど問題のある内容とは思えませんけどね」(若手芸人)

ところが、この記事を目にした松本は何故か大激怒。スタッフに“すぐに2人を呼べ”と命じた。
松本サイドから呼び出しをくらった2人は、大慌て松本に仕事場に駆け付けたという。
そして、震えあがる2人を前に松本は、もの凄い勢いで詰め寄ったという。

あるお笑い関係者の話。「血相変えてやってきた2人に松本さんは“オレのことには触れんときな”
って怒鳴りつけたというんです。すごい勢いだったみたいですよ。そしてすぐさま松ちゃんは、
“オマエらに問題を出す。いますぐ答えてみい。イチ、いますぐ芸能界を去る。ニ、ここにある
パイプイスで殴られる。サン、この場で土下座せい”っていって、謝罪をせまったというんです」
あまりの剣幕に2人はすぐさま床にしゃがみ込み、頭を地べたにすりつけるのがやっとだったという。

事の真偽を確認しようと『爆笑問題』のマネージャーにたずねると、「その後(松本とは)会ってませんし、
もう終わったことですから…」と、くり返すばかりで、この件は思い出すのもいやといった感じだった。

とはいうものの、天才、奇才といわれる松本のこと。さすがの反論をきかせてくれるはずと、
1月15日に生田スタジオを訪ねてみた。番組収録前に彼を直撃すると「なんやそれ!」といったきり
プイと横を向いてしまった。あとはこちらの話もきかずに「知らん!」を連発してスタジオへと消えてしまった。