西武の4年ぶりAクラスとなるパ2位の原動力となったのが、シーズン途中から中村剛也内野手(34)に代わり4番に定着した4年目・山川穂高内野手(25)の存在だ。

今年は開幕一軍も出場12試合で打率1割1分1厘、2本塁打と奮わず、5月1日に二軍落ち。
それでも地道に努力を重ね、7月1日のイースタンリーグの日本ハム戦(鎌ケ谷)で
今季初登板だった大谷翔平投手(23)の直球をバックスクリーンに叩き込みキッカケをつかんだ。

7月8日に再昇格するとコンスタントに本塁打を重ねて8月2日の楽天戦では3打席連続弾。
8月20日の日本ハム戦から主に4番を務め、8月の月間MVPを獲得した。
今季最終戦となった5日の日本ハム戦でも23号ソロを放ち、出場78試合で打率2割9分8厘、23本塁打、61打点の成績を残した。
143試合なら42本塁打ペースで、橋上野手総合コーチは「山川に配球は特に指示はしていない。
自分でいろいろと配球を考えて打席に入っている」と急成長ぶりに舌を巻く。

山川の今季年俸はわずか1600万円(推定)。
西武の査定は「3年やってナンボ」の伝統があり、ナインの見立てでは「4番のボーナスがついても4000万円」と大盤振る舞いは望めない。

ただ「ポストシーズンの活躍次第ではあるいは5000万円に届くかも」(前出のナイン)。
新婚の山川にとって“CSボーナス”は格好のモチベーションになりそうだ。

https://www.tokyo-sports.co.jp/sports/baseball/789256/
2017年10月07日 14時00分

https://www.youtube.com/watch?v=7ZOw6I9yLbM
山川 穂高 23号 ソロ ホームラン 2017年10月5日 西武vs日本ハム

https://www.youtube.com/watch?v=aO1CoTnOEPw
山川 穂高 21号 2ラン ホームラン 2017年9月28日 ソフトバンクvs西武


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