2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会の武藤敏郎事務総長は5日、決着していない五輪の野球の競技形式について、
6チームを2組に分けて1次リーグを実施する方針を最終結論とし、総当たり戦を求めてきた世界野球ソフトボール連盟(WBSC)に書面で通知する意向を明らかにした。

競技形式をめぐる組織委とWBSCの議論は平行線をたどってきた。最近もWBSCは競技日数確保のために開会式前にも試合を組み込むことを新たに提案したが、
国際オリンピック委員会(IOC)は4日まで東京都内で行われた事務折衝で組織委の方針に支持を表明。

武藤事務総長は「(組織委の案に)決まったと思うが、礼儀としてお伝えすべきだろう」とWBSCに了承を求める意向で、
開会式翌日に福島県で野球かソフトボールの初戦を行う方向で調整する考えを示した。 

10/5(木) 20:54配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171005-00000141-jij-spo