◇セ・リーグ ヤクルト6ー10巨人(2017年10月3日 神宮)

 ヤクルトの真中監督が3年間の監督生活を終えた。巨人との最終戦(神宮)は6―10の力負けに終わった。
試合後には退任セレモニーが行われ「今シーズン143試合、最終戦、最後まで、大きなご声援、
本当にありがとうございました」と涙を流した。

 最後はナインの手で7度、宙に舞った。就任一年目の15年には「2番・川端」という強力打線を
引っ提げ、前年最下位だったチームをリーグVに導いた。

 主力の度重なる故障や選手層の薄さに苦しみ、昨年5位、今季は最下位に沈んだ。今シーズンは国鉄時代の
1950年を越える球団ワースト記録の96敗。だが、記録阻止よりも、1年目の寺島や梅野に
先発機会を与えるなど、来季以降のチームを踏まえた戦い方を執った。

 8月22日には低迷の責任を取って今季限りでの辞任を表明。最後の指揮を見届けたスタンドの
ファンからは「ありがとう!」「お疲れ様でした!」と温かい声が飛び、涙するファンの姿もあった。

スポニチ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171003-00000154-spnannex-base
<ヤ・巨>胴上げされる真中監督
https://amd.c.yimg.jp/amd/20171003-00000154-spnannex-000-0-view.jpg