・銃があるから身を守れるのだ
→銃がなければ身を守る必要自体が減る。
 銃を所持しているだけで違法にして、身近に銃がなくなれば致命的な事件にはそれだけなりにくい。
 人はすぐにかっとなる。その時に手元に銃がないのなら、パンチや打撃程度で済む。銃があると、一発で死亡事件になる。

・銃があるから力の強いものも弱いものも同じ程度の力になって、老人でも女でも身を守れるのだ。
→銃がなければ生活の中で銃を使って身を守るような機会自体が減る。
凶悪な人間は力が強いとは限らず、弱い者の中にもいる。
その人達は銃がなければ凶悪なことはできないので銃社会じゃない社会では凶悪な事件をおこしにくく、
銃がないことが抑止力となっている。
銃があるから、力の弱い凶悪な人でも殺人ができてしまうのだ。銃乱射事件をおこした老人のように。
身近に銃があれば凶悪な人間に力を与える機会が割合として増加するだけ。

・アメリカは広いから警察が来るまで自分で身を守らなければいけない
→銃が蔓延していなければ銃が必要になることはない。他の広い国だってそうしている。
そもそも殺人事件の多くは身内による物だ。身内が銃を持っていたら日本だって殺人事件がぐっと増える。
アメリカは警察が少ないと言うなら、銃ではなく警察を増やせ。当たり前のことだ。

・アメリカは銃で勝ち取った国だ。銃はアメリカの象徴であり手放せない
→インディアン虐殺の負の遺産という現実から目を背け、自負心にすり替えている虚飾。