>>544
昔はあったんだよ。制作会社の権利って。
たとえばガンダムは誰の物か、エヴァンゲリオンは(当初は)誰の物だったのか、これ考えればわかるだろ。

で、なんでガンダムがサンライズの物で、エヴァンゲリオンがガイナックスの物(だった)かといえば、制作会社が金出していたからだよ。
だけど、だんだん、制作会社が金を出さなくなった。たとえばハルヒの頃にはとっくに、制作会社の京アニのものではなく、
製作委員会(SOS団)のものとなっていた(小説原作の谷川のことは置いておいて)。
それはなぜか、といえば、京アニが金出してないからだよ。

このような変化が良いかどうかは俺にはわからない。
ただ、製作委員会方式になったことによって、小資本の会社でも元請けとしてアニメが作れるようになったことは確かだろう。
たとえば従来の、制作者=出資者=権利者方式だったらヤオヨロズが元請けとして仕事をすることはあり得なかっただろう。
金ないんだから。
奴隷がいやなら、スタジオカラーみたいに、自分で金出して、全部自分のところで権利を持てばいい、という話になる。
その場合は、おそらくヤオヨロズは存続し得ないだろうし、そもそも今みたいに深夜アニメが大量生産されることもなく、アニメ版けもフレも生まれなかっただろうな。