バルセロナは10月1日に行われるリーガエスパニョーラ第7節、本拠地カンプ・ノウでのラス・パルマス戦を無観客で開催することを決定した。

カタルーニャ州は1日に同州のスペインからの分離独立の是非を問う住民投票を実施。対して、憲法裁判所により住民投票の執行停止命令を得たスペイン中央政府は、投票を阻止すべく治安警察らを動員。現在、警察と分離独立派との間で激しい衝突が起きている。

カタルーニャ州のシンボルの一つであり、住民投票を支持しているバルセロナは、この衝突を受けてラス・パルマス戦の延期をスペインプロリーグ機構(LFP)に求めた。しかしLFPは延期を承諾せず、不戦敗で勝ち点3を失う可能性があったために無観客で試合を行うことを決定。同クラブは次のような声明を伝えている。

「バルセロナは、カタルーニャのあらゆる場所で、民主主義と表現の自由を阻害する行為が行われていることを非難します」

「この異例の事態及び、スペインプロリーグ機構が延期を拒否したことを受けて、理事会はラス・パルマス戦を無観客で開催することを決定しました」

GOAL
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171001-00010008-goal-socc
https://soccer.yahoo.co.jp/ws/game/top/11049763