後藤久美子の長女であるエレナ・アレジ・後藤が日本でモデルデビューを果たすことになった。母親と同じオスカープロモーションに所属し、来年から日本で本格的に芸能活動を行なっていくとしている。

 そのエレナに対してテレビ局などのメディアから熱い視線が送られているという。それもファッションやバラエティとは関係のない部署からだというのだが、スポーツ系のライターが力説する。

「フランス語と日本語に加え、英語、ドイツ語、イタリア語、ロシア語に堪能という彼女にはぜひ、スポーツ関連のレポーターとして活躍してほしいですね。ヨーロッパのスポーツシーンでは、英語ではなく現地の言葉で取材すると、より多くのコメントが引き出せると言われています。かつてF1中継が華やかだったころには、F1には詳しくなくてもフランス語やドイツ語が堪能な帰国子女を即席レポーターに仕立て上げ、けっこうな成果をあげていたものです」

 当時はF1取材陣の中に自動車レースとは縁のなさそうな若い女性が何人もいたという。彼女たちがディレクターの指示に従ってアレジやプロストらにフランス語で話しかけたり、ベルガーやシューマッハにドイツ語で取材すると、専門誌の記者でさえ聞き出せなかったレアな情報がポンポンと飛び出してきたというのだ。

 そんな帰国子女でさえ成果が出せるのだから、フランス語がネイティブのエレナなら、さらに会話を楽しめるはず。しかも彼女の父親はF1での優勝経験をもつドライバーのジャン・アレジなので、F1の取材に行けば各所で歓迎されるのは確実だ。来季のF1グランプリでは、エレナがピット裏を歩き回っている姿を観られるのかもしれない。

(金田麻有)

アサ芸プラス2017年9月30日09時59分
https://news.infoseek.co.jp/article/asageiplus_89839/

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