10月15日(日)マリンメッセ福岡にて開催される『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017
バンタム級トーナメント&女子スーパーアトム級トーナメント1st ROUND-秋の陣-』の記者会見が
9月29日(金)都内にて行われ、追加対戦カードが発表された。

“K-1の番長”ジェロム・レ・バンナ(フランス)が、DEEPメガトン級王者ロッキー・マルティネス(グアム)と
MMA(総合格闘技)ルールで対戦が決定。

バンナは1995年から2010年までK-1ヘビー級で大活躍し、2001年からはMMAにも挑戦。2015年の
大みそかに開催されたRIZIN旗揚げ戦ではバルトとの対戦が決まっていたがドタキャン。2016年の
大みそかに自費で来日し、RIZINのリングでファンに謝罪すると同時にRIZIN参戦を表明していた。

会見で榊原信行RIZIN実行委員長は、「2015年のRIZINスタートからバンナとはいろいろありました。
若干の不安はありますが参戦決定です。契約書にサインしたので必ずやる、最高のパフォーマンスを
見せると言っており、間違いなく今回はRIZINに参戦すると思います。昨年末の参戦表明を受けて
調整を重ねて、本人もトレーニングして満を持しての参戦になりました」と説明。

対戦相手のマルティネスはグアムのMMAプロモーション『PXC』の第3代ヘビー級王者で、今年7月には
『DEEP』に初来日。かつてエメリヤーエンコ・ヒョードルと大みそかで戦ったシング・心・ジャディブを破って
第6代DEEPメガトン級王座に就いた。スピードのあるパンチとスタミナを誇り、戦績は11勝4敗2分。
ここ6戦は負けなしと勢いに乗っている。

この相手について榊原実行委員長は「僕からするとよくバンナは試合を受けたと思う相手。アグレッシブな
ファイターなのでかみ合うと思う。共に120kgを超える、思い切りなド突き合いが見られると思います。
スーパーヘビー級ならではの迫力ある試合を見せて欲しい」と、バンナにとって危険な相手だと評した。

バンナは「ハロー、RIZINファン。今回、10・15の福岡RIZINで試合が出来ることを光栄に思っているぜ。
楽しみにしててくれ」、マルティネスは「RIZINのリングで伝説の男バンナと戦えるなんて今から興奮している。
思い切り殴り合って、最高の試合を見せることを福岡のファンに約束するよ。バンナよ、俺様のメガトンパンチで
貴様を月まで吹っ飛ばしてやるから覚悟しておけ」と、それぞれコメントを寄せている。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170929-00000009-gbr-fight