https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170905-00000012-nkgendai-base
U18W杯に米スカウト集結 早実・清宮“掛け値なし”の評価と課題

清宮の体重は101キロ。早実では運動部専任のトレーナーに面倒を見てもらい、
ウエートなどの科学トレーニングに励んだ。日本球団のスカウトも「巨漢選手を
除いてプロでも100キロ超はめったにいない。」と言う。

米球界関係者が言う。

「キヨミヤが米球界でいずれ迎えるだろう壁を乗り越えられるメンタルを持ち
合わせているかは疑問が残る。実力はあっても、偉大な父のもとに生まれ、
育ちの良さはピカイチで、ずっとスター扱いをされてきた。学校では進路はも
ちろん、監督でさえも直接指導が難しいと聞いている。主将としてもやりたい
ようにやらせてもらってきた。常に自分が中心に立ち、エリート街道を歩んで
きたが、こちらでは北米、中南米のメジャー予備軍と厳しい競争を強いられる。
マイナーの生活環境は日本の二軍の方が良い。日本で実績をつくり、メジャーデ
ビューできるくらいの力を蓄えてからの方が、キヨミヤは実力を発揮しやすい
かもしれない」


清宮幸太郎君「松本さーん、19失点もしてるピッチャーなんて他にい
ないっすよ」と先輩に皮肉

「日を追うごとにリラックスしている。甲子園を楽しめるようになってきました」。
試合後、清宮君は笑みを浮かべた。

■先輩に皮肉、全員爆笑

 甲子園期間中、チームが移動するバスの中で一番よく話すのが清宮君。
ある日、49代表校の地方大会の選手成績一覧が掲載された週刊朝日増刊
「甲子園2015」を見ながら、松本君に向かって大声で
「松本さーん、19失点もしてるピッチャーなんて他にいないっすよ」。
上下関係に厳しいチームなら叱責が飛びそうだが、車内は爆笑に包まれた。
松本君もニコニコしながら清宮君を見守った。