間違ってもこんな勘違い馬鹿にプロデュースさせてはならない

日本のコンテンツはなぜ海外で勝てないか――AKB48生みの親、秋元康氏が語る
http://blogos.com/article/23875/

よく「AKB48は海外に進出できるか?」と聞かれるが、
たぶんすぐには成功しないと思っています。
そんな簡単なものではないですから。
でももし海外で成功するなら、AKB48しかいないでしょう。

AKB48はニューヨークやロサンゼルスで公演してきましたが、
はじめの3曲はお客さんがドン引きしていました。
歌がヘタで、ダンスもヘタですから。でも4曲目から突然、
盛り上がった。熱気と一生懸命さ。ここにAKB48の勝機がある。

僕らは欧米に憧れて、音楽やファッションを真似してきました。
でも同じことをやっても彼らは越えられないんです。
日本人が同じことをやったって相手にしれくれない。
でも、例えば日本のホラーは海外でブームになりました。
リングのリメイク、呪怨のリメイクが出たりして、
つまり日本にしかない「怨念」みたいな感覚がウケた。
日本にしかないもので挑戦すればいいんです。

納豆に例えてみましょう。納豆を国外に輸出するとき、
まず「においが無理ではないか」という意見が出て、
じゃあ匂いを消しましょう、ねばりも無理だろうからねばりも消しましょう。
こんなふうに我々は欧米のスタイルに合わせてきました。
でもそんな納豆なんて誰も食べない。

AKB48は納豆なんです。歌やダンスはヘタ。
でもそういう納豆をみんなが味わっている様子がYouTubeで広まって、
納豆の味がわからないとだめだよね、という雰囲気になった。