この秋、“世界一ゆるい70歳”となる蛭子能収(69)。大反響の「ゆるゆる人生相談」を一挙108本収録した、世界一ゆるい自己啓発本『笑われる勇気』(光文社/900円+税/10月4日〔水〕発売)を刊行する蛭子が、本誌読者からの相談に答える!

【Q】「働いていた小さな流通会社が、吸収合併でいつの間にか大企業のグループ会社に。給料はいいけど、部下は大卒のエリートばかり。いづらいし出世できないし辞めようかなと……」(オスプライさん・42・会社員・神奈川県)

【A】「漫画のアイデアは浮かばないが、CMのアイデアは湧いてくる」(蛭子能収)

この人は、どんな回答を期待しているんですかね。オレは、大企業でも小さな会社でも、不平不満を言わずに働いたほうがいいと思っています。不満なら「給料が高い」といういい点と「後輩が嫌だ」などのダメな点をハカリにかけて自分で判断すればいいだけですよ。

オレは、仕事に優劣をつけませんが、CMだけは別。ギャラが別格ですからね。漫画のアイデアは浮かびませんが、CMに出られるとしたら、アイデアが湧き出てきます。オレが考えているのは、ビジネスホテルなら「東横イン」、アイスなら井村屋の「あずきバー」、洋服は「しまむら」、あとは、ロイヤルホストの「ミックスグリル」のCMのこと。「あずきバー」を食べながら、競艇の予想をしているなんてどうですかね。「ミックスグリル」のいろんな肉……、チキンとハンバーグ……あと、なんでしたっけ? あ、鶏肉だ!(マネージャー「チキンと鶏肉は一緒です。ソーセージです」)商品を間違えたら、CMタレントにはなれませんかね、テヘッ。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170925-00010004-jisin-ent