25日放送の「橋下×羽鳥の番組」(テレビ朝日系)で、ジャーナリストの木村太郎氏が、現在の日本に「満足している」と感想を述べた。

番組最終回のこの日は、橋下徹氏と羽鳥慎一が、スタジオゲストの常連でもあった木村氏と都内のホテルで対談を繰り広げた。

「戦争を知る木村に問う! 日本の未来は?」と題したテーマの対談では、木村氏は目標とする日本を作り上げたとして「本当に満足してるんですよ」と感慨深く語った。

続けて、自分たちが望むように作り上げた結果として「それで次の世代の人が困ってる部分があるんだけど。それは、ごめんねって」と、若い世代への陳謝も織り交ぜつつ、持論を語る。

「僕らは本当にこういう国を作りたかった」と語る木村氏は、具体的な国の理想像として「ごはんがお腹いっぱい食べられる国」だと明かした。木村氏の子ども時代には誰もが同じ目標を持ち、それを目指して邁進してきたと、終戦直後の貧しい時代を振り返っていた。

一方で、木村氏は現在の若い世代に向けて「僕らがお腹が空いていたと同様に、何かに飢えているものがあるはず。それをどういうふうに満たしていくかを決めるのは、橋下さんの世代だと、僕は思う」と、話に耳を傾ける羽鳥と橋下に期待を託していた。

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