日本ハムの大谷翔平投手が21日のソフトバンク戦(札幌D)で先発し、6回5安打1失点に封じる好投を見せた。

 9月12日の楽天戦(札幌D)から中8日で、今季4度目の先発マウンドに立った大谷。初回は2死から
中村晃に四球を与えたものの、無失点で終えると、2回1死二塁、3回2死二、三塁とピンチを背負ったが、
これを脱出。窮地になるとギアを上げ、ストレートは160キロ超を記録。3回2死二、三塁でのデスパイネの
打席ではこの日最速の162キロをマークした。

 4回1死から上林に右翼スタンドへ飛び込むソロ本塁打を浴びたが、失点はこれだけ。5回2死一塁、
6回には2死満塁とされたが、最後はいずれも空振り三振を奪った。3者凡退は一度もなく、5つの四球を
与える苦しい投球だったが、最少失点でしのいだ。

 米MLB17球団27人が視察に訪れた、この日の試合。6回終了時点で108球に達した大谷は、
勝利投手の権利を持って降板。栗山監督は試合前から「100球前後」がメドとしていた。6回は今季最長、
108球も今季最多の球数となった。

 それでも、降板後には「きょうに関してはいいところがありませんでした。反省を次につなげて
いけるよう調整していきます」とコメントした。

フルカウント
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170921-00010026-fullcount-base