報道陣が大挙…ロンバルディア杯で宇野フィーバー「報道陣の集団を引き連れている」

フィギュアスケートのロンバルディア杯(イタリア・ベルガモ)は日本人が大会の主役として輝きを放っている。15日(日本時間16日)、女子フリーでショートプログラム(SP)1位の樋口新葉(日本橋女学館高)が143.37点をマークし、自己ベストの合計217.63点で2位。昨季、世界選手権銀メダルの宇野昌磨(トヨタ自動車)は今季初戦の男子SPで自己ベストの104.87点で首位に立っている。

 地元のイタリアメディアは平昌五輪でメダルの期待も集まる宇野の人気と注目度の高さに注目。「日本のスケーターはサッカー選手のように愛されている」と驚嘆している。

「驚くべき並外れた日本人選手。16歳のヒグチから19歳のウノまで。ベルガモに日本報道陣が大挙している」と報じたのはイタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」だ。

 今大会は地元イタリアの2014年ソチ五輪銅メダリスト、カロリーナ・コストナーも参戦していたが、注目は日本人コンビだった。記事では、特に“ショウマ・フィーバー”に注目している。

日本の“熱”に驚き「日本ではすべてのスケーターはサッカー選手にように愛される」

「よりポジティブな名前は、ショウマ・ウノ。19歳にして世界選手権2位。木曜日のショートプログラムでは、華麗な演技でリンクを支配した。2月に五輪で表彰台に立つ候補者だ。彼らは報道陣の集団を引き連れている」

 ベルガモのアイスラボで行われている大会には日本のテレビ局、新聞社など報道陣30社が集結。通訳とともに取材に当たっている注目度の高さを驚きとともに報じている。

「日本ではすべてのスケーターはサッカー選手のように愛され、崇拝されている。ベルガモから平昌へ飛ぶ準備をしている。五輪は間もない」

 イタリアでは少年なら誰でも憧れるサッカー選手。そんなサッカー大国らしい例えで、宇野ら日本人選手が絶大な人気を誇っていることを伝えた。地元を驚嘆させた19歳は、平昌でメダルを掴み取ることができるか。注目は高まっている。

9/16(土) 19:08配信 
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170916-00010010-theanswer-spo