【リマ時事】2020年東京五輪の野球の競技方式に関して、大会組織委員会の武藤敏郎事務総長は13日、リマで世界野球ソフトボール連盟(WBSC)のフラッカリ会長と会談し、6チームを2組に分けて1次リーグを行う方針を改めて伝えた。WBSCからの回答を受けて議論を進める予定で、国際オリンピック委員会(IOC)に日程案を提出する11月末までに決着させたい考え。

 WBSCは1次リーグ総当たり戦を主張している。これに対し、武藤事務総長は試合数が増えれば支出が収入を上回り、開催経費がさらに増えるとの試算があることから「お金をかけてそこまでやる必要があるだろうか」と記者団に語った。

 また、組織委は米大リーガー参加の道を開くようWBSCに求めているが、武藤事務総長は「競技方式とは別問題」と話し、大リーガーの参加が競技方式を再考する条件にはならないとした。 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170914-00000053-jij-spo